カイロプラクティック

日本の医学界では、西洋医学が主流ですが、最近は少しずつ代替医療が認知されてきております。漢方やアロマセラピー、アーユルヴェーダなどに対する関心も高まってきました。

カイロプラクティックは、その起源がアメリカであるという点で、上記したようなアジア起源の振替療法とは異なります。しかし、一般的な西洋医学では病気と認知されないような体調不良を改善する効果があることなどが知られています。ちなみに、カイロプラクティックは、ギリシャ語で手を意味するカイロ (Chiro)と、技術を意味するプラクティコス(Prakticos)を組み合わせた造語です。略してカイロと言われることも多いですが、その場合、エジプトの首都と混同しないように注意する必要があります。

カイロは、日本国内では法制化されておらず、無認可手技療法の一つです。アメリカやイギリスなど、30以上の国では法制化されています。また、国際連合の世界保健機関は、カイロプラクティックを振替療法として認めています。国連は鍼灸も振替療法として認知しており、カイロも同様の扱いになります。

タイマッサージとの比較

実を申しますと、私はカイロプラクティックについて、長いこと名前を聞いたことぐらいしかありませんでした。しかし、友人の報告から、同療法が一部では非常に高い評価を得ているということを知りました。私にそのことを教えてくれたのは、エステ好きの友人です。彼女は有名なカイロプラクターから診療及び施術を受けたらしく、大変満足して帰ってきました。そのカイロプラクティックの先生は非常にテキパキとした方だったそうで、ピアスが健康のバランスを崩してるなどと指摘されたそうです。彼女の報告をきっかけに、私もちょっと調べてみましたが、日本においてカイロプラクティックは法制化されていないそうです。医療扱いされてないだけでなく、医療類似行為としても法制化されておらず、所謂民間療法扱いらしいです。カイロプラクター養成学校というのも、国際基準校から3ヶ月程度の短期養成校までいろいろ存在するらしく、カイロプラクターになるために特別な資格があるわけではないそうです。

これを知って私が思ったのは、日本におけるカイロプラクティックというのは、タイにおける古式マッサージみたいなものだろうということです。タイ王国には、全国の街角にタイマッサージ店がありますが、マッサージ師の実力は人によって全く違います。非常に気持ち良いマッサージをしてくれる凄腕のマッサージ師もいれば、若くて綺麗な女性を中心に、全く気持ちの良くない、或いは痛いだけのマッサージをしてくれるマッサージ師もいます。他にもカイロプラクティックとタイマッサージが似ている点に、素手で、時には大きな力を使って施術を行うことが挙げられます。このため、下手くそな施術者に当たると、健康促進どころか、身体をぶち壊されかねない危険性があります。私はまだカイロプラクティックは未経験ですが、日本でカイロプラクティックに挑戦する際には、タイマッサージを受けた際に習った教訓を基に、長年の経験を積んだ評判の良いカイロプラクターに施術をお願いしようと思います。読者の皆様も、カイロプラクターの選択には十分にご注意ください。